横浜市瀬谷区 A様邸 塗装、その他の工事
2025.02.16 (Sun)
横浜市瀬谷区 A様邸 塗装、その他の工事 施工データ
施工場所 | 横浜市瀬谷区南台 |
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工事内容 | 屋根塗装外壁塗装その他工事 |
工事内容詳細 | 外壁塗装、目地・窓周り打替え、 |
外壁材 | 超耐候無機 |
屋根材 | アスファルトシングル屋根⇒塗装の必要なし |
外壁使用塗料 | タテイルα 3部艶 |
価格 | 140万円 |
工事期間 | 20日間 |
工事完了月 | 2025年2月 |
シャッターボックス板金、雨樋部分交換 | 積雪の被害で軒樋が落下し、シャッターボックスが破損 |
目地、サイディング外壁
目地コーキングの耐用年数の確保に重要な条件・・厚み(奥行深さ)8㍉以上。
この厚みが足らないと、長持ちしない目地となります。
次項参照西面の2階目地
どう見ても厚み8㍉ありません。
サイディング住宅の9割がこの状態です。
内部ジョイナー(写真の青い部材)の問題ですが、取替えには壁を外すことになります。
設計士さんの課題ですね(>_<)目地 深度検査
既存、目地コーキング材の厚み(奥行深さ)を計ってみます。目地 厚み(奥行深さ)
3㍉に満たない状態です。
これでは長持ちしないわけです。
目地カバーを使えば解決しますが、価格が高くなってしまいます。
今回は、状態が悪い、西面の2階限定で「目地カバー」取付としました。窓周り 目地
この箇所も状態が悪く、全箇所メンテナンスを行いました。窓周り 目地の拡大写真
この状態です。
外壁目地と異なり、三角シールが可能な箇所のため、全箇所「打増し」を行いました。雨樋 保険適用
過去に積雪が落下する際、軒樋ジョイント部分が割れて、軒樋が落ちたそうです。
軒樋がない(>_<)
途中から軒樋が無くなっています。
保険を使って直しました。シャッターボックスの破損 保険適用
雪が乗って重くなったの軒樋が・・
運悪くシャッターボックスを破損させたようです。
これも保険適用範囲です。
落ちた軒樋
下に落ちていました。破風板の経年劣化
3㍍のモルタル系破風板。
この」材料、乾湿で伸縮するため、接合部は緩衝用の目地仕様です。コーキング劣化
新築時のコーキング材・塗料・・コスト削減目的だと思いますが、ともに耐久年数に劣る材料を使用します。
数を売るためとはいえ・・もう少し良い材料を使用することができないのか??
買い手のも責任があると思います(>_<)
破風板劣化箇所
他の箇所も同様に、経年劣化です。経年劣化
目地コーキング材が硬化収縮し、完全に割れています。
この割れから雨水が入り、破風板以外にも問題が発生してしまいます。破風板
まだましな方ですが・・今回工事は、全箇所「打替え」を行います。屋根 アスファルトシングル
この「シングル屋根」、低価格の割に耐久性が優れます。
昔のシングル屋根は、粒状砕石が雨樋に落ち、雨水で流れないくらい重いため雨樋に溜まっていました。
最近は改良されて砕石が落ちにくくなり、僕は良い屋根材だと思います。雨樋の内部
砕石が何もありません。
昔は、3㌢位溜まって、雨樋金具が変形して取替えが必要でしたが・・砕石の接着ボンドが進化したのですね(^_-)-☆屋根の部分補修
屋根材(シングル屋根)は問題ないですが、棟板金に補修箇所がありました。棟板金 釘の浮き
浮いた釘は補修を行います。屋根上換気棟
建築基準法で室内空気を1時間に半分入れ替え・・という法律ができました⇒日本だけです。
日本の建材はアレルゲンだらけのためだと思いますが・・海外ではお子様の健康を考慮し、天然素材を使いますが・・買い手がもっと考えないと、体調をくずして「安物買いの銭失い」になりますよ(>_<)パッキンビス
本題からずれましたが・・換気棟を固定しているパッキンビス・・大体10年持たないですが、問題はありません。外壁材
木目調を織り交ぜたモダンな外壁です。
目地以外にも補修箇所があり、それを直してからの塗装です。外壁の釘
雨水は「毛細管現象」で、釘周りの僅かな隙間に入り込み、外壁を劣化させます。
このまま塗装では問題が出る場合があるので補修は必要です。外壁の釘
この釘も補修が必要です。
ダメな箇所を探して回るのに、時間を要しますが・・後々の苦情を考えると・・頑張るしかありません(^^)/外壁の釘
この程度であれば、下塗材で何とかなります。