町田市 I様邸(外壁・屋根塗装、雨漏り、浴室パネル張り、バルコニー手摺腐朽)
2025.01.30 (Thu)
町田市 I様邸(外壁・屋根塗装、雨漏り、浴室パネル張り、バルコニー手摺腐朽) 施工データ
施工場所 | 町田市小川 |
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工事内容 | 屋根塗装外壁塗装その他工事雨漏り補修 |
工事内容詳細 | 外壁・屋根塗装(40年、軽量鉄骨ラーメンボックス構造剛接合)、浴室内壁パネル張り、その他劣化箇所の補修 |
外壁材 | サイディング(内部アルミ巻き) |
屋根材 | 0.5㎜鋼板製折半 |
外壁使用塗料 | プレミアムNADシリコン(ラジカル制御) 本来はウレタン予定、年末のため残塗料で調色 |
屋根使用塗料 | ケイセラⅡ(無機) 本来はシリコン予定、年末のため残塗料で調色 |
価格 | 140万円 |
工事期間 | 20日間 |
工事完了月 | 2024年12月 |
雨漏りのシミ
この箇所は2階天井板。
雨シミが見られます。
おそらく屋根からだと思います。雨漏りのシミ
この箇所は1階天井クロス。
雨シミが見られます。
外壁のどこかだと思います。
我々の仕事は、塗装だけではありません・・この雨漏りを止めて、次回塗装も頂けることが理想です。2階屋根の状態
前回2007年弊社で塗装、もう17年経過しました。
0.5㎜厚の鉄板屋根、ちょっと期間が開きすぎですが・・事情があり出来なかったそうです。
2階、雨漏りの箇所
2階の雨漏りは、この辺り。
錆びて穴が開いているわけではないですが、折半の重ね目・固定ボルト辺りだと思います。雨漏り補修
折半屋根は、雨水が侵入する箇所が数ヵ所あります。
その個所の防水工事を行ってからの塗装になります。雨漏りしそうな箇所
このボルト回り、よく雨漏りする箇所です。
前回メンテナンスは「パテ」・・
今回は新工法「防水塗料」での補修を採用しました。雨漏りしそうな箇所
屋根材折半の接合部(重ね目)、よく雨漏りします。
この箇所は動きが大きいので・・・
低モジュラス高耐候シール材で補修を行います。雨漏りしそうな箇所
今回ボルトは全箇所、防水塗料を塗ります。
周りに付着しているパテ・・とりあえず防水機能は保持していると思いますが、今回採用の新工法のため撤去します。ケレン
まずは・・古い補修材を「皮スキ」で撤去しました。
全部で1.000ヵ所近くあり、大変ですが・・これが基本です。
錆落とし
マジックロンで錆落としです。
この作業を怠ると、錆が再発するため・・基本です。錆落とし
ボルト周りも同様です。ガンコな錆
ワイヤーブラシも併用で、錆を落としていきます。防水塗料
この塗料、土木用のため一般的な塗装業者は使いません・・「錆を止めて雨水が侵入する隙間を塞ぐ」
僕が知っている限りベスト材料です。
17年前に・・この知識があれば、錆びてなかったかも・・です。
お客様すみません。防水塗料
ほぼ、全箇所必要でした。防水塗料
こんな感じで・・雨水が侵入する隙間を埋めました。
屋根塗装、下塗り・中塗り
下塗り後、中塗りです。
本来、ご契約はシリコン塗料だったのですが在庫処分を兼ねて、無機塗料で調色しました。
弊社で2回目の塗装工事・・・
亡くなったご主人様が「家のことは本間さんに任せろ。」との遺言があったそうです。
ありがたいお言葉です。上塗り
上塗りは、同じ塗料を2回塗ります・・・まだ終わりではないです(事項)トップコート塗り
何とかして長持ちさせたい・・
無機塗料なので15年位の耐久ですが・・念には念をで、メーカーさん曰く、10年延命できるトップコートを塗って・・完成です。
職人さん、お疲れさまでした!(^^)!1階、雨漏りの箇所
場所はこの辺りです。
数ヵ所・・怪しい箇所が見受けられます。
雨漏りしそうな箇所
雨漏りしそうな箇所は、
マスキングテープを貼り、プライマー
これが基本です。雨漏りしそうな箇所
高耐候シール材で補修、30年位は大丈夫のはずです。雨漏りしそうな箇所
古いシール材は切り取ります。雨漏りしそうな箇所
基本通り、マスキングテープとプライマーです。パラペット
屋根周りの茶色の箇所がパラペットです。
前回塗装時、錆が発生していたため、しっかりと工事をしましたが、12年耐久の塗料だったため・・錆が再発しています。(事項)発錆
錆びています。
悔しいですが・・現実です。
今回は、さらに頑張ります。
素地調整
まずはケレンで擦り、塗料が密着する足掛かりを付けます。パラペット補修
天板部分は「リベット止め」ですが、経年劣化で外れて浮きます。
ビス止めで補強を行います。下塗り、錆止め
部分シール、
下塗りの錆止めは・・まず、赤さびを全体に1回塗布、
錆が出ていた天板部分は、屋根下塗りの錆止めの際に、2回目塗布です。
効率よくできるのは、作業員の経験です・・よく出来ました。中塗り
倉庫在庫の無機塗料で中塗り、上塗り2回塗布です。上塗り
同じ塗料を2回塗布します・・まだ終わりではではありません。トップコート
錆が発生していたので‥念には念をで、10年延命の(多分5~6年)トップコートで完成です。軒天に穴が…
この軒天は、鉄板に吹付塗装を施したものです。
17年前は問題がなかったので、普通に塗装をしたのですが・・事項穴、拡大
錆びて穴が開いています。
町田市なので、海風の影響がないのに何故・・事項錆穴の原因
パラペットに電気引き込み線の金具を取り付けてあり、経年劣化で取り付け口が広がり・・雨水がポタポタと軒天に落ちていました。
穴部分の補強を行い、金具を取付けしました。電気引き込み金具
ボルトとナットを購入して固定です。U字金具、あちこちで雨漏りしてます
内部に雨水が流れない措置を講じて固定しました。
電線の揺れでU字金具が動き雨水が侵入する隙間が発生します。
木造住宅ではコーナー柱や破風板に固定してありますが、雨漏りしているお宅を多数直してきました。
確認が必要な箇所です。
U字金具、裏側
ワッシャーを入れて固定です。
この「ワッシャー」大事です。穴の修理
パテで補修です。
上部穴から、雨水の侵入を直したので、もう大丈夫です。塗装
外壁同様、下塗り1回・中塗り上塗り・・全3工程です。下屋根、直置きバルコニー
鉄骨バルコニー ・・ 錆が・・
バルコニー錆
鉄骨バルコニー、内部結露による内部からの錆は防ぎようがありません。
また、錆びて穴が開いた下場箇所は塞がず・・そのままのほうが錆は進行しません。
この状態・・何とかてみせます。錆落とし
叩いて擦り、錆を落とします。
アルミ製に交換、又は、ダメな部分を溶接で取替えがベストですが・・
今後の使用年数、かつ、費用を考慮し・・部分補修としました。錆落とし
皮スキ併用です。バルコニー床下の根太木、腐食
17年前に全箇所交換した根太木が腐食しています。
全箇所交換しました。根太木、交換
米栂を加工しました。根太木、交換
交換前に、床下の塗装を行います。手摺塗装
下塗り1回、上塗り2回
完成です。木製、玄関扉
北面のため紫外線が当たらない分、風化が少なく比較的きれいな状態です。
剥離塗装が奇麗になりますが・・高額のため、弊社技術で18.000円できれいにして見せます。玄関扉、素地調整
まずは、ケレン作業で旧塗膜を落とします。着色
オイルスティンで着色。完成
溶剤系(油性)木部用クリヤー塗料で完成です。外壁塗装
前回塗料は、SK科研セラミック複合ウレタン(期待耐用年数10~12年)
17年経過しているため、チョーキングが発生しています。
今回も同じ材料の予定でしたが
(「ラジカル制御シリコン」期待耐用年数14年以上)、が倉庫に余っていたため、調色して使用しました。目地
このメーカーさんの目地は、コーキング材ではなく、ガスケットが挿入してあります。
ただ、経年劣化で硬化収縮し、雨漏りするため・・塗料で隙間を無くす必要があります。下塗り
下塗りで上塗りの吸込みを止める
かつ、接着性を確保します。中塗り
SK科研、プレミアムNADシリコン
メーカー期待耐用年数14年以上です。上塗り
同じ塗料を2回塗布して‥完成です。鉄部、素地調整
これは雨戸。
ケレンで擦り、塗料の密着性を確保します。鉄部、素地調整
ここは、玄関ポーチ。
ケレン作業は、とても重要です。押さえアングル
鉄製のアングル、他のお宅も皆さん錆びています。
錆止めよりも効果に優れる・・
「錆固定剤」の塗布で、錆を封じます。錆止め
赤色の錆止めを下塗りします。中塗り・上塗り
倉庫在庫の無機塗料で、
中塗り・上塗りで完成です。
年末は残塗料の処分をするので、色さえ気にしないならば・・お得ですね!(^^)!中塗り・上塗り
隠れ雨漏り
家って、2階以上の雨漏りは天井にシミが現れ気付きます。
ただ、1階の地面に近い箇所に設備機器が「ビス止め」されていて、毛細管現象でビス周りから侵入した雨水が基礎上土台(構造耐力上主要な部分)に落ちています。柱(主要構造部)は、土台に乗っているため、防水シールが必要です・・
弊社では必須作業です。隠れ雨漏り
こんな感じで外壁ビス穴周りからの雨水の侵入を止めていきます。
※大事なのは、高耐候シール材を使用することです・・
30年は大丈夫です(^_-)-☆シール前の作業
マスキングテープを貼り、プライマーの塗布・・この作業が大事です。フード周り
この箇所、雨漏り多発箇所です。フード完成
奇麗に仕上がりました。雨漏り多発箇所、エアコン侵入口
エアコン用パテの隙間から雨水が侵入します。雨漏り多発箇所
新規パテを充填で完成です。浴室内壁パネルの劣化
経年劣化で剝がれています。
「アイカ工業」の「バスフィットパネル」を貼って奇麗にします。アイカ、バスフィットパネル
昔のパネルは重くて、丸鋸で切る際に粉が舞い大変な作業でした(>_<)
このパネルは軽く、カッターで切れます。
楽になりました(^_-)-☆洗面台下、物入扉
経年により、扉表層が剥がれてきます(>_<)扉、交換
集成材を購入し、加工して交換しました(^_-)-☆
ついでに取っ手も交換です。雨戸、戸車
メーカーさんオリジナルの戸車。
代替え品はメーカーさんでないと入手できません。
1っ個は、車が動かなくなり、擦れています(開け閉め大変でした)。
1っ個200円弱の戸車で何とかしました。軒樋の内部
一般的な樋は3.6mで、ジョイントに糊を塗って接続です。
20年~30年で劣化した糊の隙間から雨水がポタポタ(>_<)
防水塗料で止めました(^^♪網戸交換
通常・・・3枚まではサービスで張替しています。