横浜市緑区 K様邸(ポイント、サイディングの浮き補修)
2024.11.20 (Wed)
横浜市緑区 K様邸(ポイント、サイディングの浮き補修) 施工データ
施工場所 | 横浜市緑区長津田 |
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工事内容 | 屋根塗装外壁塗装その他工事雨漏り補修 |
工事内容詳細 | 外壁メンテナンス塗装、屋根補修、防水工事、防蟻工事 |
外壁材 | サイディング |
屋根材 | 陶器瓦 |
外壁使用塗料 | 無機 |
屋根使用塗料 | 釉薬陶器瓦のため、塗りません |
価格 | 162万円 |
工事期間 | 22日間 |
工事完了月 | 2024年2月 |
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陶器瓦
釉薬陶器瓦のため、塗装は必要ありません。
ただし、部分補修が必要です。 -
陶器瓦、補修
陶器瓦は、防水と瓦固定のためモルタルを充填していることが多く見られます。
15年程度で劣化するので、補修が必要です。
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モルタル押さえ
今にも落ちそう(*_*; -
モルタルの固定
モルタル自体を強化し、かつ、固定です。
この工法、
半永久の耐久性です( ^^) _U~~ -
瓦の固定
棟が強風で飛ばないように、補強をします。
この作業って・・けっこう大事です。 -
瓦の固定
プライマー塗布・・基本です(^_-)-☆ -
コーキング固定
終了・・30年近くは飛びません(^^♪
コーキング材って、ピンキリです。
400円〜1200円・・高いほど耐久性が上がります。
1200円でも大量買いで、800円まで下げられます。
当然良いものを採用です(^_-)-☆ -
棟の釘固定
陶器瓦は、下地材に釘(又はビス)で固定してあります。
ただし・・ほとんどのお宅で浮きあがっています(?_?) -
ビスの浮き
浮いて、防水パッキンが無くなってます(?_?) -
パッキン破損
防水用のパッキンが割れてます・・・当然雨水侵入です(>_<) -
ビスの浮き、補修
ビスを締め直し、頭にコーキングを行いました。
耐久性抜群のコーキング材です・・・
20年以上は心配から解放です( ^^) _U~~ -
ビス頭の補修
てっぺん棟以外に、側面(ケラバ)もパッキンビスで固定されています。
同系色の高耐侯コーキング材で雨水をストップ、かつ、固定しました(^^♪ -
外壁サイディング
この外壁、塗装で1色に塗りつぶすのは・・・何か「もったいない」です(>_<)
今回塗装は、既存色よりも「明るく」
かつ、目地を残して「2色塗り」としました。 -
重要、サイディングの浮き
この建物、某ハウスメーカーの檜造りの高級な住宅です・・・でも、ほぼ全箇所でサイディング外壁に5㎜~10㎜程度の浮きが見られました(>_<)
断熱仕様に問題があり、内部結露が発生して構造材に腐食が生じ、釘が浮いたのだとしたら・・問題ですが(?_?)・・おそらく、目地の劣化箇所から雨水侵入だと思います。
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サイディング、補修跡
建築後10年もたたずに、目地部分のサイディング壁が浮いてきたそうで、・・メーカーさんが来て手が届く範囲で直してくれたそうです。
基本、サイディング壁は反り(変形)ます。
反りの強さは様々で、「運」としか言いようがないと‥思います(?_?) -
サイディング、未補修箇所
手が届かない箇所はそのままです(*_*)
足場を組んで直してほしいですね。
これじゃ、雨水が侵入しますね(>_<)
侵入した雨水がサイディング裏側で乾湿を繰り返し、反りを増大させます。 -
目地、未補修箇所
雨水が入ります。
サイディングの裏側には、ジョイナー・防水シートがあり雨水が入らない仕様ですが、このお宅に関しては、ほぼ全箇所でサイディング壁が浮いていたので、入っていたと思います。 -
目地カバーで押さえる工法
この外壁は、反り上がる力が強いため・・
目地部分(サイディング端部)が、大きい箇所で1㌢程度反り上がっていました。
この目地カバーで、当初の位置に戻しました。
目地カバーの耐久性は半永久です✌
特許申請中です(-_-)/~~~ピシー!ピシー! -
目地カバーに模様付け
模様を付けて、付近の外壁になじませます。
この目地カバー・・僕のオリジナルです。
特許申請を検討中のため、詳細はお見せできませんが・・ご興味ある方は、弊社ショールームにお越しください(^_-)-☆ -
目地カバー終了
ほとんどの箇所で外壁に浮き(反り)が発生していました。
また、雨水(内部結露の可能性もあり)侵入による柱の腐食もありました。
これで雨水侵入はストップです✌
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窓周り
サイディング外壁の窓周りは目地仕様です。
経年劣化で、切れ・割れが発生します。 -
目地の切れ
目地と外壁の取り合い部に肌別れが発生しています。
素材面の密着が弱い箇所が剥離します。
これは、外壁切り口のプライマー塗り不足が原因と考えられます。 -
目地の切れ
前項とは逆で、窓アルミ面の密着箇所が負けました。 -
窓周りシーリング
マスキングテープ→プライマー
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完成
耐久性に優れるコーキング材の打設を行い、完成しました。
材料代で2万円~4万円の差額が出ますが、
基本良い材料で提案します。 -
入隅目地
入隅目地にも経年劣化が見られました。 -
入隅の経年劣化
雨水が侵入する箇所です。 -
入隅、完成
窓周り同様、耐久性に優れるコーキング材で、完成です。 -
バルコニー笠木
外壁取り合い部のコーキング、今は問題ないですが、10年は持たないので、今回補修です。
耐久性に優れるコーキング材に・・さらに塗装で紫外線をカットするため→30年以上は持つはずです✌ -
外壁下塗り
サイディングに脆弱箇所が見られたため、密着性・補強効果に優れる下塗り剤を採用です・・金額は高いですが安心です☺ -
中塗り、上塗り
目地色で中塗り
黄土色で上塗り
この塗り方、かなり難しい(*_*;
塗装歴40年の熟練職人が
仕上げました(^_-)-☆✌ -
トップコート
この塗装仕様は、上塗りで塗膜が薄い箇所が生じるため、最後にクリヤー塗料で仕上げが必須です。 -
完了
色合いも成功し、仕上がりました☺ -
地面に近い箇所の孔
元々、地面に近い箇所に孔を開けて、様々な設備を取り付けてあります。
実は、2階からの雨漏りは1階天井に現れるため気付きますが・・1階下部から雨漏りしても気付きません(+_+)
だから・・・早めの対策が必要なのです('_') -
面に近い箇所の孔
ガス管も、が紅穴を開けて取り付けてあります。
毛細管現象で、雨水が侵入してしまいます。
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地面に近い箇所の孔
1階の穴からの雨漏りは怖いです(>_<)
侵入した雨水は、基礎上に緊結してある・・土台(構造耐力上主要な部分)に流れ・・・
柱(主要構造部)は土台に乗っかっています。
土台の腐食が家屋倒壊に直結します(>_<) -
破風板
屋根瓦に接する真下の茶色の板が「破風板」です。
この箇所も、塗装前に補修が必要です。
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ひび割れ
割れています(*_*; -
ひび割れ
割れています(?_?) -
原因
毛細管現象で釘周りから雨水を吸水し、亀裂が発生します。
補修を行わないと、塗装だけでは1年以内に再度割れてしまいます。 -
ひび割れ補修
ほとんどの業者さんが、コーキング補修を行いますが、かなり厚みを付けないと数年で再度割れてしまいます。
弊社では特殊樹脂を数回浸透させ、接着します。
手間はかかりますが、かなりの耐久性です☺ -
破風板接合部の目地
破風板の突付け部は目地仕様のため、経年劣化で雨水が侵入する隙間が発生します。 -
目地、打替え
既存コーキングは撤去します。 -
打替え
マスキングテープを貼り、プライマーの塗布を行います・・基本です(^^)/ -
完成
耐久性に優れるコーキング材で打替え、その上に塗装を行います。
コーキング材の天敵は紫外線ですが、塗装でカットするため、次回は補修が不要になります( ^^) _U~~ -
破風板、塗装
下塗り後、弾性塗料を2回塗布して完成です。 -
雨樋塗装
雨樋も塗装です。 -
雨樋、下塗り
軒樋
ペーパーで目粗し後、下塗りです。 -
雨樋、下塗り
たて樋も同様の工程です。 -
雨樋、上塗り
同じ塗料を2回塗布して完成です。 -
エアコン、ホースカバー(スリムダクト)
基本、外して、外壁塗装終了後、取付です。
外さずに、カバー事塗る業者さんがほとんどですが・・・それで良いのですかねぇ(?_?) -
スリムダクト蛇腹の破損
この蛇腹、意外と弱いです。
後付け蛇腹に交換です。 -
交換
完了です☺ -
エアコンホース、テープ
テープが破れています。 -
テープ巻き
当然、巻き直しです(^^)/ -
軒天塗装
屋根軒天 -
軒天塗装
バルコニー軒天 -
軒天、下塗り
湿気で剥がれやすい箇所です。
外壁同様、補強効果があり・密着性抜群の下塗り剤です。 -
上塗り
同じ塗料を2回塗って完成です。 -
上塗り
今回、ワンランク上の塗料が倉庫に余っていたので、使いました☺ -
鉄部塗装
建物にある塗れる鉄部は全て塗装です。 -
鉄部塗装
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鉄部、下塗り
溶剤系エポキシ樹脂錆止めを使用します。 -
鉄部、下塗り
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鉄部、下塗り
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鉄部、下塗り
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鉄部、完成
無機塗料で完成です。 - このような付帯部って、意外と大事です。
やはり、外壁に合わせて、無機塗料です(^^)/
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防蟻工事
床下シロアリ、薬剤散布を行いました。
今回は、半永久の耐久性を持つ「ホウ酸」を使用しました。
何故か日本では普及していませんが、海外先進国では当たり前です☺