大和市大和東 K様邸
2024.10.01 (Tue)
大和市大和東 K様邸 施工データ
施工場所 | 大和市 |
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工事内容 | 屋根塗装外壁塗装 |
工事内容詳細 | 外壁、屋根 塗装工事 |
外壁材 | モルタル、サイディング |
屋根材 | ガルバ横葺、コロニアル |
外壁使用塗料 | タテイルα |
屋根使用塗料 | 断熱キルコ |
価格 | 200万円超え |
工事期間 | 4週間 |
工事完了月 | 2024年6月 |
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屋根、高圧洗浄
屋根塗装は、高圧洗浄が命です。
ターボノズルを使用して脆弱な塗膜を落とさないと、その箇所が将来的に剥がれてきます。 -
外壁、高圧洗浄
外壁塗装も高圧洗浄で、埃や藻等を落とします。
屋根と違い、ターボノズルは使用しません。 -
外部、塀
過去に塗装を行っていますが、何故か天板が塗ってないお宅が多数見られます。
家にたとえると天板は屋根になり、天板劣化により塀に問題が発生します。
今回の塗装で、天板の補修を完璧に行い、塀本体を守ろうと思います。
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塀の天板亀裂
天板の亀裂を家で例えると、屋根の亀裂です。
家なら雨漏りしてますね。
この亀裂から内部に雨水が侵入して塀の寿命を縮めています。 -
塀の天板亀裂補修
弊社独自の補修方法です。
一般的なコーキング補修よりも、耐久性が格段にアップします。
ただし、補修時間も格段にアップします。 -
天板補修完成
数が多く半日かかりました。
コーキング補修なら、1時間ですが…将来的な耐久を鑑み・・・満足です。 -
表札の撤去跡
補修を行います。 -
モルタル補修
モルタルの充填を行いました。
左官屋さんに頼むほどの範囲ではなく、塗装作業員に任せました。
上手に充填できています。 -
周りとの肌合わせ
周囲と合わせて模様を付けました。 -
屋根、下塗り
今回の屋根塗料は、断熱遮熱ハイブリット塗料です。(耐久15年)
専用の下塗り材を使用します。 -
下塗り2回目
高圧洗浄の際、ターボノズルで脆弱塗膜を剥がした箇所は、下塗り2回とします。
下塗りが足りないと、塗った塗料が素材に吸い込まれて耐久性と仕上がりに問題が発生するため、重要なポイントになります。 -
屋根瓦、目粗し
今回のお宅は、一般的なお家が2棟がつながる2世帯住宅です。
それぞれ屋根材が違い、ガルバリウム鋼板瓦の方は、表層を目粗し密着性を良くしないと剥がれる場合があります。 -
屋根鉄部、下塗り
密着性・錆止め効果・耐久性に優れる、溶剤系エポ錆止めを使用しました。 -
鉄部、釘頭の処理
釘頭にコーキングすることにより、抜けなくなります。
台風で板金が飛ぶ事故を防ぎます。
※ちなみに、このひと手間を行うことで、台風で「棟板金の落下」を阻止できます。
※ちなみに、過去30年の間、弊社施工の棟板金は一度も落下していません。 -
断熱「キルコ」1回目
今回塗料は、断熱・遮熱「キルコ」
全工程5回塗りです。 -
暖熱「キルコ」2回目
断熱キルコを2回塗布しました。
断熱効果は厚みが重要です。 -
断熱層、完成
こんな感じです。 -
遮熱トップコート、1回目
断熱の上に遮熱トップコートを2回塗ります。 -
遮熱トップコート1回目
1回では断熱キルコの下地が浮き出ています。 -
遮熱トップコート2回目、完成
遮熱トップコートを2回塗布で奇麗に仕上がりました。 -
屋根に続き、軒と破風板塗装になります
外壁同様、耐久20年の無機塗料を使用しました。
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破風板目地、打替え
経年劣化で、破風板の目地シール材が割れています。
その割れから雨水が侵入して問題が発生します。 -
打替え作業
古い目地材を撤去し、新規に打設を行います。
耐久性に優れるシール材を使用しないと、
10年持たずに割れてしまいます。 -
破風板・軒は、3回塗り
下塗り後、中塗りを行っています。 -
上塗り、完成
塗料メーカー期待耐用年数20年の無機塗料です。
18年は持ってほしいと願いつつ塗装を行いました…塗料様、期待してますよ。 -
雨樋塗装、素地調整(目粗し)
高圧洗浄で汚れを落とし、目粗しを行い、塗料の密着性を高め剥がれないようにします。
※よく雨樋に塗ったペンキが剥がれているお家を見かけますが・・人災です‥目粗しの際、付着したコケを落とせば絶対に剥がれません。 -
雨樋塗装
無機塗料を2回塗布しました。 -
上の部分が終わり、外壁塗装に入ります
蔦が絡まる外壁でした。
蔦を撤去し、バーナーで髭を焼きました。
髭が残ると見た目に影響します。 -
外壁、亀裂補修
10㎝スパンで穿孔し、弊社独自の補修を行いました。 -
穿孔後
この工法は、特許申請を予定しています。
※詳細写真は掲載いたしかねます。 -
亀裂補修、完成
弊社独自の補修工法で亀裂を直しました。 -
モルタル外壁、コーナー亀裂
小さな亀裂は、大きくして補修を行います。 -
コーナー亀裂、完成
完成です。 -
サイディング外壁、コーナー材
意外と雨漏りする箇所です。 -
サイディング外壁、コーナー材
雨水が侵入しないように、シール材を充填しました。
ポイントは耐久性に優れるシール材を使用することで、30年持たせることが可能になります。
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サイディング外壁、目地
サイディング外壁は、経年劣化で目地部分が反る傾向があり、下地に密着していません。
基本釘止めで、経年でサイディング外壁端部(目地の両脇)が浮いていました。
今回は目地カバーとしました。
弊社社長オリジナルのため、市販されていません。(特許出願予定のため、詳細写真は掲載致しかねます) -
サイディング板、目地部の反り
サイディング板は、①釘止め ②引掛け式
2種類があり、共に内部木部に釘で止めてあります。
湿気が多い外壁内部では木の腐食が進み釘が浮いて、サイディング板が反ります(写真)
目地カバーは浮きを元の位置に戻し、新築時の状態に戻します。(特許出願予定のため、詳細は掲載致しかねます)
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外壁、下塗り
今回は外壁が古いため、値段が高いですが、素地の補強性能・密着性能が抜群の下塗り材を使用しました。 -
外壁、中塗り
1晩乾燥させ中塗りです。 -
外壁、上塗り
1晩乾燥させ上塗り、完成です。
耐久20年の無機塗料のため、絶対持たせるぞと・・・念じて塗りました。 -
鉄部塗装
外壁が終わり、鉄部塗装に移行します。
今回状態が悪く、随所にさびが発生しています。
さびて茶色になった個所には、錆止めよりも効果が高い「錆固定材」を塗布しました。 -
錆固定材
錆固定材を部分塗布後、錆止め、中塗り、上塗りとなります。 -
目粗し
鉄部塗装には欠かせない工程です。
これを省くと、将来的に剥がれ等の問題が発生します。 -
鉄部、下塗り
密着性・錆止め効果・耐久性に優れる、
溶剤系エポキシ樹脂錆止めを使用しました。 -
鉄部、中塗り
耐久20年の無機塗料で中塗りです。 -
鉄部、上塗り
無機塗料で上塗りです。 -
隠れ雨漏り
弊社が重要視する工程です。
家って・・2階からの雨漏りは気付くため雨漏り工事を行いますが、1階からの雨漏りは気付かないため無頓着です。
これを僕は「隠れ雨漏り」と名付けました。
写真は給湯器の支持金具、ビス穴周りから雨水が侵入します。 -
隠れ雨漏り
ビスを抜いて、ビス穴とビス本体にシール材を塗って復旧します。
過去に多数雨水が侵入しているお宅を見てきました。
1階から侵入した雨水は、柱を支える基礎上「土台」に流れています。 -
隠れ雨漏り
このようなコンセント周りから雨水が侵入するケースも多数見てきました。
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エアコン、スリムダクト
基本、塗り物ではありません。
弊社では外して、塗装終了後、取付を行います。
ビス穴のシール処理も大切な工程です。 -
外部塀、下塗り
最後の工程、塀の塗装です。 -
外部塀、中塗り
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外部塀、上塗り
艶消し無機塗料です。
大事なことは、全工程こつこつ塗ること。
難しいことは何もありません。 -
完成
雨樋も部分交換を行い、ガラッとイメチェン。
人柄の良いお客様で、作業員ものびのびと作業ができました。
全ての塗料が最上クラスで2棟分の大きさのため、金額は高くなりましたが、最高の仕上がりになりました。